「お尻から脚にかけてズキズキ痛い」「ふくらはぎまでしびれる」 こうした症状があると、多くの方は坐骨神経痛を疑います。確かに坐骨神経は腰からお尻、脚の後面を通る大きな神経で、このルートに沿った痛みが出ることが多いです。しかし実際には、坐骨神経そのものだけでなく、周囲の筋肉や神経の働きが原因となっているケースも少なくありません。 代表的な原因には以下のようなものがあります。 1. 腰椎由来の神経圧迫 椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症では、腰の神経根が圧迫され、坐骨神経に沿って痛みが放散します。 2. 梨状筋症候群 お尻の奥にある梨状筋が硬くなると、その下を走る坐骨神経を圧迫し、お尻から脚へ強い痛みを引き起こします。 3. 小臀筋トリガーポイント 意外と多いのがこのケースです。お尻の奥にある小臀筋にできた「トリガーポイント」と呼ばれる硬結が、大腿外側からふくらはぎにかけて関連痛を生じさせます。検査では異常が見つからないのに痛みが続く方は、このパターンが疑われます。 4. 血流障害や長時間の座位 デスクワークや長時間の運転などで筋肉の血流が低下すると、神経への酸素供給が不足し、痛みやしびれを悪化させることがあります。 お尻から脚にかけての痛みは、一見すると同じように見えても、原因は人によって異なります。そのため、原因を正確に見極めたうえでのアプローチがとても重要です。 「こころ腰痛回復センター岡山」では、神経や筋膜のつながりに着目し、70分・90分・110分と症状に合わせた長時間通電によるバイオエナジー療法を行っています。岡山・倉敷・総社どこに行っても改善しなかった坐骨神経痛や脚のしびれでお悩みの方も、一度ご相談ください。